【基礎編】近所迷惑にならないのに効果絶大!最強の基礎練習はこれだ!

こんにちは!
バンド"Suzumushi "ボーカル、ボーカル講師のうおずみです。


歌も楽器もスポーツもなんでもそうですが、
上達の近道は「地道な基礎練習」です。


よくボイトレの生徒さんから

「早く上達したいんですけど、家でできるような練習はありますか?」


と質問をいただきます。


人によって抱えている悩みは違うので
それによって提案する練習は変わってきますが、


一つ、どんな生徒さんにも共通で提案している
万能で最強の基礎練習があります。

その名も...


「リップロール」!!

子供の時に唇をプルプルプル...って振るわせて、
親に「行儀悪いからやめなさい!」
って注意されたことはありませんか?笑


実はあれが、歌の練習にとっても有効なんです!!!
びっくりですよね!!!

リップロールってこんな感じ!

Twitterの動画を載せたので、ちょっとご覧ください!


リップロールが歌の練習に有効な理由

①呼吸の練習になる

歌を歌う時の大原則として、

「息は30%の量を一定に吐き続ける」

というものがあります。


多くの人が勘違いをしているのが、
「大きい声や高い声を出すときは、たくさん息を吸ってたくさん吐いて、勢いに任せて声を出す」というもの。

実は、このやり方で歌い続けると、声帯に負担がかかって、すぐに声が枯れてしまうし、
長期間そのまま歌い続けると声帯にポリープができたりと、危険です。


また、そのような間違った方法で歌うと、聴いている側にも
「この人、苦しそうに歌ってるな」
という印象を与えてしまいます。

声に伸びがなくなって、余裕が無いように見えてしまっては格好良くはないですよね。

そこで、歌が上手い人やプロは、
大きな声だろうと高い声だろうと、
小さな声だろうと低い声だろうと、

どんな場合でも息の量は「30%」で一定です。


大きい声や高い声を出すときも、
勢い任せではなく、


声帯をリラックスさせたまま、少ない量の息で、
口の開け方や息を当てる位置を調整することによって


迫力を出しています。

(具体的にどうすれば少ない息で迫力を出せるかは、ブログでは伝えられないためレッスンでお伝えしております♪)

話は戻りますが、
リップロールで口をプルプルプルプル....と
継続して震わせるためには、
息を一定の量で吐き続ける必要があります。


途中で息の量が強くなったり弱くなったりすると、途切れてしまいます。


なので、リップロールは息を一定に吐き続けるための良い練習になるということなのです!

②音程の練習になる

リップロールを練習して、
ある程度長い時間、唇を震わせられるようになったら、


そこに音程をつけて歌ってみましょう!

”ドレミファソファミレド”
とかでもいいですし、


慣れてきたら、今練習している曲をリップロールで歌うのも良いですよ!

歌を歌う時、普通に歌詞をつけて歌うと、
歌詞によって口の形が変わるので、
実は音程を正しく取るのが難しいんです。


なので、まずは歌詞の情報を外して、
リップロールで音程だけに集中して歌うことで
効率的に音程を取る力を身に付けられます。


また、実際にやってみるとわかるのですが、
高い音域を歌う時、普通に「あ〜」とか、歌詞をつけて歌うのって、

喉の使い方にコツがいるし、初心者の場合、苦しくなっちゃったりしますが、


リップロールだと高音も楽に出すことができるんです。

③喉を潤すことができる

歌うときに、喉の乾燥は大敵!

リップロールをすると、喉に潤いを与えることができます。


人間が吐き出す息には、二酸化炭素のほかに水分も含まれていますが、
通常では水分たちは吐き出すと空気中に消えていきます。


しかし、リップロールをすると、吐き出した息に含まれる水分が、唇に邪魔されてまた喉の奥に戻ってくるので、
喉を潤すことができるんです。

④喉の調子が良くなる

・呼吸のウォーミングアップになる
・音程の練習になる
・喉を潤せる

という異常の3つのことを総括して、
喉の調子が良くなります。


例えば、寝起きだったり、お酒で喉がやられてしまった時も、歌う前にリップロールをしてあげると喉や体があったまって、歌いやすくなります。


実際に私も、バンドでのスタジオ練習や本番直前などに、必ずリップロールをするようにしています。


リップロールをする時のコツ

子供の時にはあんなに簡単にできたのに、
今やろうとしてもちっともできない!!

という生徒さんは珍しくありません。
大丈夫です。
今うまくできないからといって、肩を落とさないでくださいね。

コツ


・唇は平行に重ねる
・ゆるすぎず力みすぎず、適度な力で締める
・最初は少しだけ勢いよく息を送る
・まずは一瞬でも「プルッ」となったらOK!
・その後は30%の息の量を一定に送り続けて、できるだけ長く続くようにする

うまくできるようになるまでは、
毎日根気よく、少しの時間でもいいのでやってみてくださいね。


大きな音も出ないので近所迷惑にもなりません。

家事をしながら、
車を運転しながら、
トイレに行った時、
お風呂に入りながら、


ちょっとした隙間時間で毎日やってみると、少しずつできるようになりますよ!

そして、ある程度継続できるようになったら、
今自分が歌ってみたいと思っている曲のメロディを
リップロールで歌ってみましょう。


息継ぎのタイミングが掴めたり、
喉をリラックスさせたまま音程をコントロールする練習になるので、
歌の基礎力がめきめき上がっていきます。

ぜひ、あなたもやってみてくださいね♪


もちろん!
やり方がよくわからないという人は、ぜひ気軽に体験レッスンにお越しください!

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*私の生徒さん2人がボイトレの体験談をこのブログに書いてくれたので、
良かったら参考にしてみてください!

【ボイトレ体験談】音痴を治すためにボイトレに通ったらカラオケの点数が20点上がった

【ボイトレ体験談】恥ずかしくて人前で歌うことが出来なかった私が、ボイトレに通ったら克服出来た!


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うおずみがボーカルを務めているバンド
"Suzumushi"

"胸のくるしみをPOPに鳴らせ"。
2021年4月結成。
名古屋を中心に活動中のバンド。
透き通った声で伸びやかに、かつラップを織り交ぜた歌に、
切ない気持ちを鮮やかに彩るギター・ピアノロックサウンド。
「サビのメロディが耳から離れない」とつい口ずさんでしまう人が続出。


最新シングル"Correct piece"
各種配信サービスで配信中です!

MVもYouTubeに公開しました!


ライブハウスだけでなく、最近はバンド編成で栄で路上ライブも行っています。

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で発信しているので、チェックよろしくお願いします!

ライター紹介
【基礎編】近所迷惑にならないのに効果絶大!最強の基礎練習はこれだ!
うおずみ

バンド「Suzumushi」ボーカル1992年生まれ、名古屋在住。
幼少期からピアノを習い、学生時代は吹奏楽部でクラリネットを担当。
大学1年の時からメジャーデビューを目指しバンド活動を本格始動し、この頃から歌を真剣に学ぶ。
2020年に結成した「Suzumushi」では、2021年末に初のワンマンライブを成功させ3rdアルバム「サワーキャンディ」をリリース。

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